私たち園田産業がかかげるモノづくりのテーマ、
それが「寛(くつろ)ぎ」です。
私たちが作るテーブルや椅子やソファは、
ベッドのように長時間あなたの身体を支えたり
収納家具のように大切なモノをしまったりする家具ではありません。
そういう意味で、あなたやあなたの大切なモノに触れる時間は
少ないのかもしれない。
だからこそ、忙しい仕事や気の休まる暇もない家事、
そんなあわただしい時間の合間にふっとおとずれる
ひとときの、だけど自分が自分でいるために大切な時間に、
心地よい休息をとってほしい。
そんな人と家具との関わり方を想いながら、
日々モノづくりに励んでいます。
寛(くつろぎ)マークは、
「くつろぎの時間と場所の創造」を理念とし
園田産業が永年培ってきた技術や感性をおしみなく注いだ、
高品質・高付加価値な高級ライン製品であることを証明する
品質マークです。
私たちは全国的にもめずらしい、テーブルやソファなどいわゆる
「脚もの」と呼ばれる家具に特化した専門メーカーです。
工場も脚物専用工場としてラインを構築。
ムダを削ぎ落し、テーブルづくりや椅子づくりに集中特化した
モノづくりを実現することで、
高い品質やデザイン性を保ちながら
余計なコストのかからないモノづくりが実現できています。
寛マークの家具のほとんどは、
企画開発からデザイン、設計にいたるまでを自社で行っています。
これは全国チェーン・地域チェーンといった
大手家具販売店で販売される家具を
数多く世に出しているメーカーとしては、あまりないこと。
そこには3代続いている
「木のプロ」「家具のプロ」「モノづくりのプロ」としての
園田産業の職人気質なDNAと、
今の時代の空気を取りこんだ
女性目線の生活に寄り添うモノづくりの感性が息づいています。
寛マークのテーブルや椅子・ソファの生産拠点は、
日本一の家具産地・福岡県大川市。
室町時代に端を発する、生粋の職人の街として
知る人ぞ知る家具の名産地です。
さらに世界屈指の木工産業の集積地でもある大川は
家具メーカーのみならず材木問屋、部材加工専業工場、
物流拠点など家具に関わるあらゆるインフラが整っています。
そのため本当に上質な木材が安定的に手に入ったり、
複雑な加工も工場同士の横のつながりで実現できたりと、
高品質・高付加価値でありながら価格をおさえることが出来るしくみが、
街全体で形作られています。